Unity vs Unreal Engine vs Godot Engine

2023年9月、Unityのあのニュースの後、私もゲームエンジンを再選定していました。半年ぐらいでしょうか。Unreal EngineGodot Engineを触ったのち、結局Unityに戻ってくることになりました。

簡単にその理由をまとめてみたいと思います。

ちなみに私は副業でゲーム開発をしており、Unityの経験が数年あります。ソロで開発しており、AppStore、GooglePlayへ何本かゲームをリリースしています。

Unreal Engine

UnrealはLumenが凄すぎです。簡単にAAAゲームに近い見た目を手に入れる事が出来ます。ただCubeを置いただけでもかなり綺麗です。

Final Fantasy VII Rebirth

最初にUnrealEngineを触った時には本当に感動しました。個人でもこんな綺麗なゲームが作れるんだなと。ブループリントも簡単で本当に素晴らしく、かなり時間をかけて触っていたのですが、結局見送りました。

Unreal Engineで作ったもの

見送った理由をいくつか書いていきます。

まずLumenなのですが、モバイルに対応していません。対応する予定も無いようです。Unrealからモバイルにゲームを出力してみると、まあ普通の見た目になります。

それとエディタの動作が重いです。まあまあの性能のゲーミングPCでもかなり重たいです。

あとはまあ、C++でしょうか。きちんと書けるようになるまで時間がかなりかかる印象です。ブループリントで書けば良いじゃんと考えた時もあったのですが、ビジュアルスクリプティング全般、取っつきは良いのですが、私にはプログラムのほうが圧倒的に読み書きし易くて、どうしてもこれでやろうとは思えないのです。

それとEpicにもUnityのAsset Storeのようなものがあるのですが、全般的にお高いですね。

さらにはほとんど日本語の情報が無いです。Udemyとか見てみても、ほとんど日本語のものは無かったです。

なんだか文句ばかりになってしまっていますが、

  • PC/コンソールでリリースしたい
  • 英語に強い(海外から情報を拾うことが得意)
  • ブループリント/C++に抵抗が無い

という方には間違いなくお勧めのエンジンです。

※UEFNも2か月ほど触っていて同じような印象なのですが、個人的にはVerseに期待しています。

Godot Engine

Unreal Engineほど触ってはおらず、Godotはチュートリアルを触った程度です。

Godotといえば(?)、Road to Vostokというゲームを知っている人も多いでしょう。当初Unityで作成され、開発がかなり進んだ状態でしたが、Unityでの開発を中止しGodotへ移植するということで話題となっています。

Road to Vostok

最近ではSlay the Spire2がGodotで開発されている、というニュースも話題ですね。

Slay the Spire 2

私の感想なのですが、巷で言われている

  • 完全に無料
  • オープンソース
  • 軽い

以外には特にUnityより優れている、と思えるところはありませんでした。

私の場合はUnityで開発をしていても年間20万米ドル (3,000万円)まで売り上げる事もないだろうし、オープンソースとは言っても、なにかエンジンで問題があった場合に、エンジン側のコードを読もうという気にはなりません。おそらく何かワークアラウンドを探すと思います。Godotでもそうするんじゃないかな。ソースがオープンであることにさほどメリットは感じていません。

結局Unity

あくまで私の場合です。

Unityが今後やらかさないことを祈って使います。

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